こんにちは、アパレル歴10年のそねです
2018年8月からフリーランスとして働き始め、ちょうど2年が経過しました
このブログでは、ファッション好きな方に向けた情報を配信しています
コロナ下の2020年、アパレル業界では接客革命が起こり
InstagramやYouTubeでのLIVE配信、ZOOMでの個別接客といったリモート接客が一気に広がりました
そして、世間ではテレワークやフリーランスという新しい働き方が一般化される中で、アパレル業界でも新しい働き方が注目されています
“アパレル×フリーランス”という言葉を近頃よく見かけるようになりましたが、
一体どんな働き方なのでしょうか?
アパレル×フリーランスって何?
今回はそんな“アパレル×フリーランス”という働き方について
私の実体験を交えながら解説し、“今っぽく自由な”アパレル業界での働き方をご紹介します
アパレル×フリーランスってどんな働き方?
“アパレル×フリーランス”とは、
個人事業主として収入を得るアパレルワーカーのこと
え?個人事業主って何?
と思う方も多いと思うので、分かりやすく解説していきますね( ^^ )
一般的な会社員(正社員、パート、アルバイト、派遣社員)は企業の直接雇用でお給料を得ていますが、
個人として企業から仕事を受託することで報酬を得ている人のことを個人事業主と言います
ですので、フリーランスは働き方とお給料の貰い方が一般的な会社員とは異なる(=個人事業主)
と思っていただければOKです
どんな職種があるの?
“アパレル×フリーランス”という働き方をしている職種の人は、下記を見ても分かるように多く存在します
- 販売員
- ライター
- 事務職
- デザイナー
- パタンナー
- バイヤー
- スタイリスト
- モデル
- ヘアメイク
- カメラマン
- 舞台・証明・音響
- 画像・動画編集
- WEBサイト運営
- WEBデザイナー
逆に言い換えると、アパレル業界に携わるほとんどの職種でフリーランスになることが可能です
また、1つの職種だけでなく複数の職種を掛け持ちしている人も多くいます
デザイナー×スタイリストやカメラマン×ライターとして活躍されている方も多く見かけますね
アパレル×フリーランスのメリット
自由にスケジュールを組んだ働き方ができる
自由にスケジュールを組めることが最大のメリットです
一般的な会社員とは違いほとんどの場合に拘束時間が無いので、仕事が早く終わった際は自由に時間を使うことも可能です
但し、納期間近などは会社員以上に過労になることも考えられます
副業(=パラレルワーカー)もOK
一般企業では副業禁止とされるケースが多いですが、フリーランスなら自由に仕事を掛け持ちすることができます
服購入代の一部を経費にできる(=節税できる)
アパレル企業に就職すると販売員はもちろん、他職種でも服購入の頻度が高いですね
社販の割引があると言っても、給料からの天引きで
今月の給料が殆ど残らない!
といった経験をお持ちの方もいると思います
フリーランスとして働く場合、服購入代の一部を経費にできるので、節税することが可能になります
交際費として経費を使える (=節税できる)
服購入代の一部のみならず、仕事関係の人と食事に行った際などに交際費として経費にできるのも魅力の1つです
場合によっては家賃,光熱費,通信費等の一部も経費にできる (=節税できる)
自宅で仕事ができる職種の場合、家賃,光熱費,通信費等の一部も経費にすることができます
コロナウイルスの影響で会社員でもテレワークを取り入れる企業が増えていますが、会社員の場合は経費になりません
フリーランスだからこそ、生活費の一部で節税できるのは大きな特権と言えます
所得税をクレジットカード払いできる (=クレジットカードのポイントが貯まる)
会社員の場合所得税は毎月の給料から天引きされますが、フリーランスの場合は確定申告の後に所得税を収める形になります
その際にクレジットカード払いができるので、クレジットカードのポイントを貯めることができます
住民税をクレジットカード払いできる (=クレジットカードのポイントが貯まる)
住民税は会社員(特別徴収)と違って普通徴収になるので、所得税と同様クレジットカード払いをすることができます
会社員(正社員)と比べたフリーランスのデメリット
確定申告を自分でする必要がある
確定申告に関しては少し手続きに手間が掛かります
しかし経費を差し引いて申告することで節税が可能になるので、それ以上に大きなメリットとも言うことができます
契約が満期になると仕事を失う可能性がある
契約期間やプロジェクトが終了すると仕事を失う可能性もありますが、多くの場合は1度取引をすると継続することが多いので、そこまで心配することはありません
また、多くのフリーランスは複数の取引先と仕事を進めているため、1つのプロジェクトが終了して仕事が減ったとしても収入がゼロになるケースは少ないです
雇用保険に入れない
雇用保険は企業に勤める会社員の特権と言えます
雇用保険で利用できる制度は下記の通りです
- 失業給付
- 再就職(就業)給付
- 育児休業給付
- 教育訓練給付(就職を目的に指定講座を受講し終了した際に費用の一部が支給される)
- 雇用継続給付(家族を介護する際の休業手当て等)
有休/ボーナス/退職金がもらえない
これは考え方によって良し悪しが異なると思いますが、
有休/ボーナス/退職金を貰えない代わりに会社員以上に大きなチャンスがあります
大きなプロジェクトに携わることができれば、会社員のボーナス以上に報酬を得ることも可能になり、
事業化して経営者になるという道も開けます
国民健康保険:会社員と比べて健康保険料の負担額が多い
会社員が加入する社会保険は会社が折半してくれますが、フリーランスが加入する国民健康保険は保険料が全額自己負担になります
前職で会社員として働いていた場合、離職後20日以内に申請をすれば、任意継続に2年間加入することも可能です(任意継続の場合も全額自己負担になります)
国民健康保険:出産手当/傷病手当 の給付がない
下記の制度は、会社員(社会保険への加入)の特権になります
- 出産手当 / 出産のため会社を休んだ時に給付される
- 傷病手当 / 病気やケガの療養のため働けなくなった時に給付される
但し、出産手当とは別の出産育児一時金(42万円)については国民健康保険の加入者にも給付されます
福利厚生の充実を選ぶのか、働き方の自由を選ぶのかは考え方次第ということになりますね
国民年金:年金としてもらえる額が会社員の半額程
会社員は国民年金+厚生年金を受給できますが、フリーランスは国民年金のみの受給になります
ただ、国民年金の場合は付加年金という制度や国民年金基金という制度を活用することで年金額を上乗せすることも可能です
また、それ以外にも資産形成法は多数あるので、スタイルに合わせた方法で受給額を補うことができます
まとめ
“アパレル×フリーランス”という働き方について、なんとなく把握していただけたでしょうか?
私は会社員として働いてきた8年間よりもフリーランスとして働いている現在の方が自由で充実していて
もっと早くフリーランスになっていれば良かった!
と思っています
もちろん考え方は人それぞれですので、「安定性を求めた会社員としての働き方が良い!」という方も居ると思います
働き方の選択肢が広くなった現在、
“アパレル×フリーランス”という働き方もあるのだということを知って頂けたなら嬉しいです
実際に“アパレル×フリーランス”として働いてみたい!と思った方は、こちらの記事もおすすめです
最後までご覧いただきありがとうございました★